世界最大級の読書会ネットワーク Read For Action 研修で、勝間和代さん基調講演。全国から実力派ファシリテーターが結集。

2016.09.13

世界最大級の読書会ネットワーク Read For Action 研修で、勝間和代さん基調講演。全国から実力派ファシリテーターが結集。

世界最大級の読書会ネットワーク Read For Action 研修で、勝間和代さん基調講演。全国から実力派ファシリテーターが結集。 8月27日、28日の二日間、世界最大級の読書会ネットワークとして活動展開する非営利型一般社団法人 Read For Action 協会の「リーディング・ファシリテーター 2016年度 アップデート研修」が開催された。今年の研修は、読書会において大切なことはなにかをファシリテーターとともに改めて考えることを目的とし、オープニングはRead For Action(RFA)の発起人であり代表理事の神田昌典の講演からスタート。続いて理事の勝間和代さんを招いての基調講演が行われた。

神田は、RFA読書会ならではの力として、「参加者の“問い”を深化させる」点について語り、RFAのグループ読書が一人ひとりの課題の表面的な答えではなく、その問いの奥に潜んでいる本質的な問題を浮上させ、ヒントをもたらしてくれる点について解説。ファシリテーターたちからは、「新鮮な気づきを得た」「方向性が明確になった」との声が上がった。

勝間さんは、「これからの時代における読書とコミュニティの大切さ」と題し、読書は“学習言語”を習得するための貴重な機会であることを説いた。学習言語とは、知らない言葉を見ず知らずの人から受け取り、概念のレベルで理解する能力。普段私たちが人と交わす会話はコミュニケーション言語であり、学習言語とは抜本的に異なるという。学習言語の習得には積み重ねの訓練が必要で、それこそが読書。そして、読書習慣を身につける喜びを普及することがRFAの役割だと語った。もともと本好きのリーディング・ファシリテーターにとっても、改めて読書の意義と重要性を再確認させられる内容だった。

また、企業や学会などビジネスの場での読書会について紹介した山本伸講師は、NTT-ATの三宅泰世さんを招いて社内読書会の実例を報告。ビジネス分野での読書会がもたらす可能性を具体的に提示され、一同は大いに刺激を受けた。

初日のラストは渡邊康弘講師による「集客のためのプロフィール講座」。プロフィール写真の撮り方をはじめとする、すぐに使えるテクニックをわかりやすくレクチャーし、集客に試行錯誤するファシリテーターたちに大きなヒントを与えるものとなった。「セルフブランディングについて、価値ある知識を得られた」「具体的で、自分自身に置き換えられる内容だった」と、参加者たちの満足度も非常に高かった。

講演とベテランファシリテーターによる提案に耳を傾け、新たな気づきを得た1日目。続く2日目は分科会を中心に、参加者同士の交流や意見交換が活発に行われた。
RFAは読書を通じて社会を変えていこうという理念のもと、約300名のリーディング・ファシリテーターが全国で活動している。今回の場に集まった精鋭は約50名。二日間の研修を終えた面々からは、「今回得たヒントを、自分のコミュニティや会社で実行したい」「読書会の企画をする際の参考になった」「地元のためにできることについて、もっと考えてみたい」等の感想が上がり、それぞれの意欲にさらに新しい火がともった様子がうかがえた。